泉屋のカップイン・クッキーズ 千代田区麹町

敬虔なクリスチャンであった泉屋創業者の泉園子は、昭和初期、米国人宣教師夫人が子供達のためにとても美味しい食べ物「クッキー」を自ら焼いていることを知り、自らも身の回りの方に作ってあげようと思い、宣教師夫人が開く日曜学校でクッキー作りを学び、その後自ら米国より高価なオーブンを取り寄せ、原料の配合、生地の熟成期間、火加減を研究し日本人の味覚に合うクッキーを作りあげたそうです。
↑~こちらのHPよりご紹介させて頂きました。~
http://www.ippancan.or.jp/c09/eco/eco09.html

↓~泉屋のHPより抜粋(泉屋東京店の歴史)~
http://www.izumiya-tokyoten.co.jp/history/history01.html
「このクッキー、浮輪に似ているね。」あるとき、「リングターツ」を見た子供の何気ないひと言から、シンボルマークの浮輪は誕生しました。
昭和11年に夫、伊助を亡くし、母と子供たちだけで、これからの人生を乗り切らねばならないという苦難に直面することになった一家にとって、どんな荒波に遭っても沈むことのない「浮輪」は、まさに心強いシンボルだったことでしょう。

また「浮輪」は「人の和(輪)」をも表し、母である自分と3人の息子を表す4色の飾りをのせることで、どのような困難にあっても“人の輪”で乗り切って行こうという思いを表すものでもありました。
しかし「浮輪」に込められた思いはそれだけではありせん。
もともとクリスチャンだった園子は、クッキーを焼くことは社会奉仕のひとつだと考えていました。「浮輪」が人命を救うように、クッキーを通して社会の役に立ちたい……園子のそんな理念がこの「浮輪」のマークには込められているのです。

園子が愛したこのリングターツは泉屋の象徴でもあり、また今も泉屋のいちばん人気であり続けています。

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英語が得意な夫の伊助さんは、クッキーに関する欧米の原書を手に入れては訳し、その後、クッキー作りはいつしか夫婦二人の「共同研究」となっていったのです。が、しかし昭和11年に泉園子さんは夫を亡くされたのです。この泉屋のシンボルマークである浮輪にこのような意味が込められていることを知ってから、私はこのクッキーを頂く度に泉園子さんの想いが時が経った今でもジーンっと伝わってきます。

泉屋のカップイン・クッキーズ 千代田区麹町_e0022239_22332915.jpg
中央はリングダーツ。泉屋のシンボルマークの浮輪をかたどったクッキー。カレンズ・レモンピール・アンゼリカが飾られてます。現代のクッキーとは違う懐かしさが漂うクッキー。固めでパリっとしてます。

左下より時計まわりに、”ピーナッツ・ウォルナッツ・スプライズ・ココナッツ・チョコレート・サボイフィンガー”とカップイン・クッキーズのホームサイズには、7種類のクッキーが入ってます。

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泉屋のカップイン・クッキーズ 千代田区麹町_e0022239_22335191.jpg泉屋東京店 麹町本店
住所:東京都千代田区麹町3-1
電話:03-3261-5546
by miwadorami | 2006-07-04 22:37 | 洋スイーツ(144)
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食べるのが大好き!特に甘いものが。食べる事もなんでもドスコイ!って感じです!
by miwadorami
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