オーベルジュを日本で最初に始めた方、勝又シェフ。
勝又シェフのご紹介。
~オーベルジュ・オー・ミラドーのHPより一部引用~
オランダ、パリ、ニースで修業ののち帰国。'73年に「ビストロ・ド・ラ・シテ」(西麻布)を開店。ビストロブームを巻き起こす。'78年に2軒目の「レストラン・オー・シザーブル」(六本木)、'86年に箱根の芦ノ湖を望む高台に日本初の宿泊施設付フランス料理店「オーベルジュ オー・ミラドー」を開店。さらに'97年に別館のシャトー・レストラン「パヴィヨン・ミラドー」を併設。
カジュアルなビストロから小粋な都会のレストラン、さらにはリゾート地のグラン・メゾンと、そのときそのときに時代が要求するものを先取りしながら、次から次へとフランス料理ファンの夢を広げてくれる料理界のトップクリエイターである。
パヴィヨンでは結婚式が行われていました。この日は曇り。ランチで利用しました。お昼前に、箱根で温泉につかり、おなかを空かせて向かいました。
オーベルジュ オー・ミラドーへ入っていくと案内された席は、暖炉がある方の席。オー・ミラドーへはこれで4回目なんです。個人的には日がたくさん差し込むテラス側の席が好みなんです。次回、予約時には伝えようっと。デモ、暖炉のある方も、ここはフランス?!と思わせるような厨房から活気ある声や音がたまに聞こえたり、暖炉の薪が燃えちる音も聞こえたりと楽しかったです。
あ、ここは音楽がかかっていないのね。
まずはアミューズ。ワカサギとブルーチーズとポテトのフリット。ワカサギはからっと揚がっています。ブルーチーズは濃厚な味と香りです。
パン。
オリーブオイル&バルサミコ酢。 パンにつけて頂きます。
前菜の全体画像。大きなガラスの格子模様の器。素敵です。
前菜のUP画像。前菜は、きのこの煮凍みたいなのとフォアグラと合鴨のテリーヌ。お野菜の中には、最近よく耳にする黒大根もありました。人参のスライス、そしてトリュフも!!お野菜がみずみずしくって美味しいのです。
手前の薄いグリーンは梅のソースです。そしてピンクペッパー。
この前菜、むっちゃ、美味しいです。舌の上で濃厚にとろけるフォアグラのテリーヌを頂いたあとは、きのこの煮凍りを頂くと、お口の中はさらっと軽くなります。そして、野菜の下になって隠れて見えにくいのですが、そこにはフォアグラのテリーヌの中に合鴨が入っているのでまた違った食感が楽しめ、梅のソース、ペッパーと味と共に最後まで飽きさせない一皿です。
魚料理は、真鯛のグリル。(たしか・・・)
真鯛の中にはサフランライスが入ってます。中をナイフでカットするとキレイな食欲をそそるオレンジ&黄色のサフランライスが出現。真鯛の上には、千切りのような状態のネギをかりっと揚げたもの。
手前のグリーンは確かネギのソース。奥はパイ。
サフランライスはねっとりとしていてリゾット風、それにふっくら焼かれた真鯛。これが不思議と合うのです。私はとっても美味しくいただけましたが、旦那様はもともとサフランがあまり好みでないらしく、サフランでなければなぁ~と。
お肉料理です!牛ですが、牛の上にのってるソースが甘みがあって美味しい。
お聞きすると、ベシャメルソースにきのこを細かくしたものが入っているそうです。食感は例えるなら温かいウニ?!とでもいいましょうか。
ソースは濃厚で旨みがあります。そしてペッパーやハーブと一緒に頂くとまたほんのりスパイシーな味も楽しめます。
デザートの全体画像。
UP画像。
今が旬の洋梨を使ったコンポート 中はカスタードクリーム? そのカスタードクリームが凍っているかのように冷たいのです。コンポートは常温なのに不思議。上はリンゴのシャーベット
コンポートの上にかかっているチョコレートはビター。
洋梨のコンポートの洋酒のきかせ方と、甘さといい、温度といい、味すべてにおいて高得点です。
洋菓子のデザート自体にあまり興味がない旦那様もこれは美味しい!と絶賛。本当に美味しいです☆☆☆
最後はエスプレッソ。場所を変えて、エスプレッソを頂きました。
全体の感想として、少し大袈裟な表現かもしれませんが、
彦麻呂風に言うと、表情が豊かで、奥深く広がりのある複雑な味の調和を奏でてます。
どのお皿に対しても言えるのが、幾重にも味が楽しめるお料理。
素晴らしいです。これで4回目の訪問ですが、今日頂いたお料理が一番美味しく感じられました。久しぶりにレベルの高いお料理を頂いて大満足。美味しいお料理は、明日への活力になります!!
☆読んでいただいてありがとうございます。本日10位です♪♪
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オーベルジュ・オー・ミラドー
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根湖尻159-15
TEL:0460-4-7229(代表)
アクセス:東京方面・・・・・東名高速道路厚木IC→小田原厚木道路終点小田原西国道1号線方面出口→箱根湯本→宮ノ下交差点左折→箱根小涌園→大涌谷、湖尻方面→湖尻三叉路(東京より約2時間)